むくみと病気
むくみは病気と密接にかかわっている場合があります。
ここでは、主について説明します。
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■ 静脈瘤(じょうみゃくりゅう)
静脈瘤は、静脈の一部が曲がりくねりながら、皮膚から膨れ上がり、瘤(こぶ)のような状態になる病気です。この他に、足がだるい、重い、疲れやすいといった症状があります。
■ 心臓系疾患
全身にむくみが生じ、しかもそれが立っているときには足がむくみ、横になると背中がむくむなど体位に関係ない場合、「うっ血性心不全」や「急性心膜炎」、「急性内膜炎」などが疑われます。
■ 肝臓の疾患、
「肝硬変」は腹部膨満感や黄疸といった症状が見られます。この時、全身のあちこちにむくみ(浮腫)ができます。
■ 腎臓系疾患
腎臓系に異常がでてむくむ場合、「急性腎不全」、「ネフローゼ症候群」、「尿毒症」などが考えられます。
急性腎不全は、何らかの原因で腎臓の機能が急激に低下し、尿が出なくなったり、出たとしても極端に少なくなる病気です。
ネフローゼ症候群は、たんぱく尿が出て、血液中のたんぱく質が不足します。
尿毒症は、腎臓の機能低下のために、体内に毒素がたまり、身体のあちこちの臓器に障害がでます。
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