むくみとは?その症状の特徴。
むくみ(浮腫)とは、体内の水分や塩分(ナトリウム)が過剰になった状態のことをいいます。
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場所的には、全身あるいは部分的に現れます。
全身に現れるのを、「全身性浮腫」、部分的に現れるのを「局所性浮腫」といいます。
むくみの場合、まず「全身性浮腫」か「局所性浮腫」かを確認することが大切です。
全身性のむくみの場合は、重力の影響を受けます。立った場合、座った場合、さらに寝た場合に違いが出るかどうかを確認します。
全身のあちこちにむくみが出る場合、内分泌機能障害や心臓、腎臓、肝臓の疾患が疑われます。このほかに、低栄養の場合、女性の場合ですが月経前にむくみが出る人がいます。
局部的なむくみの場合は、皮膚の色、次に血管、特に静脈が浮き上がっていないかをチェックします。むくんでいる場所を指で押すと、「圧痕」といって、へこんだ跡が残ります。通常、この「圧痕」はすぐに元にもどります。しかし、甲状腺機能低下症などが原因してむくみが生じている場合は、押してもへこみません。
これら全身性、局所性の他、はっきりとした理由がなくむくみが出ることがあります。これを「突発性浮腫」といいます。
さらにステロイド剤によるムーンフェイスが有名ですが、薬の副作用によりむくむ場合もあります。
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